INTERVIEW

デザインがビジネスにできること。その答えを追いかけ、成長していく。

Webエンジニア職 UIチーム リーダー

栗原 美沙

MISA KURIHARA

2017年キャリア入社

CAREER

2017

UIデザイナー

2018

UIチーム
チームリーダー就任

STORY

デザインが持つ可能性を、 自分の可能性にしていきたい

私はUIデザイナーとして、開発実装に向けたHTML・CSSの静的デザインモック画面のマークアップやレスポンシブ対応といったエンジニア的な業務と、新機能追加やサイト改善におけるレイアウト作成といったデザイナー的な業務を担当しています。イプロスに入社する以前は、SIerでWebアプリや自社サイトのデザイン・実装を行っていました。専門学校でグラフィックデザインを学んでいたことと、前職でエンジニアとしての基礎を身につけていたことから、新しい職場では「エンジニア領域が理解できるデザイナー」としてキャリアを積みたいと考えていました。イプロスにはその環境が整っていることはもちろん、ユーザーから本当に必要とされるものをつくれるという期待が持てたことが入社の決め手です。現在はUIチームのリーダーとして、メンバーのデザインスキル向上の取り組みや、業務効率化に向けたコーディング規約の見直し、デザイン作成ツールの新規導入など、環境の整備なども行っています。

誰のためのデザインかを 意識しながら仕事を進める

UIに対する考え方も、イプロスで働く中で磨かれてきました。例えば、近年モバイルを中心に、アイコンだけの直感的な操作がトレンドになっています。しかし、イプロスを利用するユーザーには機械系のエンジニアの方々なども多いため、中にはWebに対してハードルを高く感じていらっしゃる方もいます。そのようなサイトではデザインに求められるニーズも異なります。デザインの美しさよりも、いかに機能に関する情報を見やすく伝えるかということが重視されるのです。単純に見た目を良くするだけではユーザーは離れていきますし、サービスとして信頼を獲得することができません。ユーザー特性を理解した上で、改善を続けていくこと。それこそがUIデザイナーとして求められていることだと感じています。イプロスのサイトは扱う情報が複雑ですし、その量も多いです。サイトにどういった情報があり、ユーザーがどういった流れでどこに行き着くのかを図にして可視化することから始め、開発に至った背景や目的を意識しながら仕事を進めるようにしています。

ユーモアを組み合わせて 最適解をデザインする

イプロスのデザイン業務は「チーム」で成り立っています。一人のデザイナーでは最適な答えは導き出せないですし、デザインスキルも人によって得意な箇所が異なっていて、グラデーションがあります。お互いに意見を出し合うことで新たな気づきが得られ、各々の成長が促されますし、サービスの底上げにもつながっていきます。そんな社員同士の対話を基礎として、改善を積み重ねている場所だと感じています。

WHATS YOUR IPROS?

イプロスという場所

世の中の変化が激しい中、イプロスが付加価値を向上させ続けていくために、デザイナーの視点でアイディアを出していくことを大切にしています。ユーザーの使いやすさを考慮してPDCAを回し、効果の違いを検証することで、サービスのアップデートを進めています。そのためには、エンジニア領域はもちろん、ビジネスに対する知識も身につけていきたいと考えています。また、デザイナーならではの視点や挑戦的なアイディアを取り入れることで、ユーザーに新しい体験を提供することも私の大きな使命です。例えば以前、会員向けマイページの中に自身の会員情報を名刺のデザイン風に表示する仕組みをつくったことがあります。名刺風に表示することで注目されやすくなりますし、部署や役職が変更になっているときには思わず最新の情報に更新したくなってしまいますよね。ユーザーファーストは当たり前ですが、その中でも自分の色を組み込んで、楽しみながらデザイン業務をしています。